「クリーブランド展」&「人間国宝展」

今日は東京国立博物館で開催中の「クリーブランド美術館展-名画でたどる日本の美-」と「人間国宝展-生み出された美、伝えゆくわざ-」を観に行ってきました。(どちらも2/23まで)
平日だというのに会場はかなり混雑していました。

「クリーブランド美術館展」は、仏画・花鳥画・山水画・物語絵画の4つのテーマで構成されていました。
仏画は12~13世紀に描かれた作品が多く展示されていましたが、色が綺麗に残っていることが印象的でした。
特に赤は大変鮮やかに残っているものが多かったです。
あとは江戸時代に描かれた作品もいくつか展示されていましたが、これらはどれも着物の柄などが粋な感じで見るからに「江戸時代の作品」と分かるところが面白かったです。
花鳥画のコーナーは意外と水墨画が多かったです。
なので、狩野松栄と狩野光信が描いたとされる「四季花鳥図屏風」の華やかさが際立って見えました。
個人的には雪舟周継筆の「龍虎図屏風」の虎の可愛らしさが何とも言えず気に入りました。
物語絵画はこの展覧会の中で一番華やかさがあったように思います。
『伊勢物語』に関わる絵画が展示されていましたが、高校の古典の教科書にも載っているような有名なお話をモチーフにしたものが多く、大筋が頭に残っていたこともあって楽しく観ることが出来ました。
山水画は中国人が描いた作品と日本人が描いた作品の両方が展示されており、作風の違いを感じることが出来ました。
日本の山水画というと静けさの印象が強いですが、中国の作品はダイナミックさが前面に出ているものがほとんどでした。
ここのコーナーでは好きな画家の一人である曽我蕭白の作品が観られたことが嬉しかったです!
また特別展示として、ベルト・モリゾ、クロード・モネ、パブロ・ピカソ、アンリ・ルソーの4人の作品が展示されていました。
西洋画を美術館で観るのはかなり久しぶりだったこともあって、こちらの作品も結構印象に残りました。

「人間国宝展」では、様々な工芸品が展示されていました。
工芸の古典の名品と人間国宝に指定されている方の作品が並べられている展示方法がとられていましたが、この展示方法は大変分かり易くて良かったです。古典の作品と見比べてみたことで、人間国宝の方は伝統の型を守りながらも新たな現代的とも思われる要素を加えながら作品を作っていることが良く分かりました。
どの工芸品も素晴らしかったですが、刀剣をまじまじと見るのは初めてだったこともあって刀剣研磨で指定を受けている方の作品は非常に印象に残り増した。あとは、やはり茶道具が印象的でした。思っていたよりも沢山展示されていて、素敵な茶道具が観れたら良いなと思いながら美術館に足を運んだ私としてはかなり嬉しい感じでした。
また「広がる伝統の可能性」と称して、創造性やデザイン性重視で作られた作品も展示されていました。
工芸品というよりは、伝統的な技法を使って作られた現代美術の作品といった感じでしたが、それはそれで面白かったですよ♪

どちらの美術展も非常に内容が充実しており、楽しむことが出来ました。
特に「人間国宝展」の方は古典作品と現代作品に同時に触れられるという意味でかなりオススメです。
美術展の後には、お天気も良かったので友達とお喋りをしながら上野公園周辺を歩いてみました。
お店はほとんど無いですが、緑が沢山あるので散歩コースとしては良かったです☆
友達とは1ヵ月程前にも会っているけど、話は尽きなくて本当に沢山喋って笑った1日でした!


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by Sissy50 | 2014-02-18 22:25 | 美術展 | Trackback | Comments(0)

心に移りゆく由無し事を書きつけて...


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