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幽霊・妖怪画大全集

そごう美術館で開催中の「幽霊・妖怪画大全集」(9月1日まで)を観に行ってきました。
この展覧会では、福岡市博物館に所蔵されている幽霊・妖怪画が160展ほど展示されています。
展覧会の構成は、「プロローグ 笑う骸骨」「第一章 幽霊画の世界」「第二章 妖怪画の世界」でした。

幽霊画はおどろおどろしく恨みたっぷりな顔つきで、いかにも幽霊!!という感じの絵から少し寂しそうだったり疲れていそうな幽霊の絵まであって様々な雰囲気の幽霊を観ることができました。意外と美形の幽霊が多かったことも印象的でした。
肉筆画の幽霊画と浮世絵の幽霊画があったのですが、肉筆画の幽霊は、出てくるんだったらこんな感じなんだろうなぁと感じさせるリアルな描かれ方をしているものが多かったです。肉筆画の中でも小林清親の「四季幽霊図」は幽霊も背景も細部まで描き込まれている感じがして特に印象に残りました。
一方、浮世絵の方はモデルが歌舞伎役者ということもあってか怖いというよりは面白い感じでした。色もカラフルですし、中には仕掛け絵本に出てくるような扉をがあって、外側と内側では絵が違うと解説に書かれているようなものもあって楽しく観ることができました。

妖怪画の方は恐ろしさはほとんど感じませんでした♪
むしろユーモアたっぷりで観ながら笑ってしまうような絵もたくさんありましたよ。
数ある絵の中でも丸山応震の「妖怪図」は新聞でも取り上げられていて、実物を観るのをけっこう楽しみにしていたこともあって印象に残っています。琵琶に寄り掛かっている妖怪の疲れている表情や姿勢何とも言えず...妖怪の絵なのに人間臭さを感じたりしました。
あと、伊藤若冲の「付喪神図」も印象的でした。水墨画なので、若冲の代表作である「動植綵絵」のような色彩の豊かさはないですし、それほど細かく描き込まれている感じでもないのですが、付喪神たちの生き生きとしている様子が表情や動きから本当に良く伝わってくる作品だと思いました。
今回も沢山の画家の絵を観ましたが、個人的には日本画家の中ではやはり伊藤若冲が一番好きです。

ここ最近一人で行くことが多かった美術館ですが、今日は高校時代の友達と行きました。
会うのが半年振りだったのと私も彼女も相当なお喋り好きなのとで、会ってから夕方別れるまで話は全く尽きませんでした。こんなに喋るのも笑うのも久しぶり!と思うほど沢山喋って笑って楽しい時間が過ごせました。
美術館でも絵を観ながら感想を話したり、おもしろい妖怪を見つけては教えあったりして、美術展は一人で行くよりも共感しあえる友達と行く方が楽しいなと改めて思った1日でした。
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by Sissy50 | 2013-08-22 21:18 | 美術展 | Trackback | Comments(0)

心に移りゆく由無し事を書きつけて...


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